「となりのセレブたち」50代男性へのおすすめ度
★★★☆☆ ← 50代男性が読むと新しい発見があるはず
あらすじ
内容紹介(「BOOK」データベースより)
どこが優雅? だれがゴージャス? マダムのお茶会、犬のヒモになったオトコ、回春ペットー何でもありのセレブ生活。となりの小金持ちたちの喜悲交々を笑い飛ばす、痛快短編小説集!目次(「BOOK」データベースより)
トマトマジック/蒼猫のいる家/ヒーラー/人格再編/クラウディア著者情報(「BOOK」データベースより)
篠田節子(シノダセツコ)
1955年東京都生まれ。東京学芸大学卒。
東京都八王子市役所勤務を経て90年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。
97年『女たちのジハード』で直木賞、『ゴサインタン』で山本周五郎賞を、2009年『仮想儀礼』で柴田錬三郎賞を受賞。
2011年『スターバト・マーテル』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
感想
この感想は、自分の読書メモを頼りに書いています。
このブログをはじめる前、2021年1月に読了したためです。
物足りない星新一
篠田節子さんの小説を読んだのは、本書「となりのセレブたち」がはじめて。
面白いのか、つまらないのか、良く分からない文章を書く作家さんだと感じました。
「となりのセレブたち」は、5編の短編小説。
作品のできにバラツキがありました。
内容から、星新一さんのロングバージョンを書く作家さんのように感じました。
ただ、星新一さんのように、
小気味よいイヤミがなく、つまらない・物足りない印象が残りました。
「蒼猫のいる家」と「クラウディア」は、まあ面白い方でした。
今回は、50代男性が読むと新しい発見があるはずの「となりのセレブたち」を紹介しました。
本書以外にも「篠田節子さんの小説」を紹介しています。
下記の画像をクリックして、併せて読んでみてください。
【篠田節子さんの小説】