「スクラップ・アンド・ビルド」50代男性へのおすすめ度
★★★☆☆ ← 50代男性が読むと新しい発見があるはず
あらすじ
内容紹介(「BOOK」データベースより)
「早う死にたか」毎日のようにぼやく祖父の願いをかなえてあげようと、ともに暮らす孫の健斗は、ある計画を思いつく。
日々の筋トレ、転職活動。肉体も生活も再構築中の青年の心は、衰えゆく生の隣で次第に変化して…。
閉塞感の中に可笑しみ漂う、新しい家族小説の誕生! 第153回芥川賞受賞作。
キーワード
高齢者介護、再就職
感想
この感想は、自分の読書メモを頼りに書いています。
このブログをはじめる前、2020年12月に読了したためです。
読みやすかった!
羽田圭介さんの小説を読んだのは、本書「スクラップ・アンド・ビルド」がはじめて。
老人(祖父)を介護する28歳の男(孫)の話。
文章の感じがとても良い。
読みやすくて、面白かった。
「羽田圭介さんの他の小説も読んでみたいですか」と尋ねられたら、ちょっと微妙と答えるかも。
今回は、50代男性が読むと新しい発見があるはずの「スクラップ・アンド・ビルド」を紹介しました。