「裸の華」50代男性へのおすすめ度
★★★★☆ ← 継続することの大事さを再確認できます
あらすじ
内容紹介(「BOOK」データベースより)
舞台上の骨折で引退を決意したストリッパーのノリカ。
心機一転、故郷札幌で店を開くことに。
訳ありの凄腕バーテンダーやタイプの違う二人の女性ダンサーと店は軌道に乗り始める。
しかし、私も舞台に立ちたい、輝きたいという気持ちは募るばかりでー。
ノリカの表現者としての矜持と葛藤。
そして、胸が詰まるような踊り子たちの鮮烈な生き様を描く、直木賞受賞作『ホテルローヤル』に連なる一冊。
キーワード
ストリッパー、ススキノ、バー、バーテンダー、女性ダンサー、小劇場
感想
エッチなシーンもあるし読みごたえ充分。
・新しいことにチェレンジすることの楽しさ。
・出会いや縁を大事にすること。
・仲間を信頼し任せることのできる幸福感。
・再生、再出発への勇気。
を再確認することができて、心を奮い立たせることができます。
「裸の華」は、私にとって2冊目の桜木紫乃さんの作品。
文庫本で読みましたが、この作品も面白かったです。
すらすらと読めるし、登場人物たちに感情移入もできるので、
「ホテルローヤル」よりも読みやすかった。
「ホテルローヤル」も「裸の華」も北海道が舞台。
どちらも、女性が主人公です。
女性が主人公の小説は苦手なのですが、
桜木紫乃さんが書く小説の女性主人公は「サバサバした性格」なので、
男性の私も読みやすいのだと思います。
主人公と同じように、
私も自分ができることを続けていこうと思います。
今回は以上です。
このブログが少しでもお役に立ちましたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。