今回は、原田マハさんの短編小説を2冊、ご紹介します。
1.「<あの絵>のまえで」50代男性へのおすすめ度
★★★☆☆ ← 50代男性が読むと新しい発見があるはず
あらすじ
内容紹介(「BOOK」データベースより)
どこかの街の美術館で小さな奇跡が今日も、きっと起こっている。
人生の脇道に佇む人々が“あの絵”と出会い再び歩き出す姿を描く。
アート小説の名手による極上の小説集。目次(「BOOK」データベースより)
ハッピー・バースデー/窓辺の小鳥たち/檸檬/豊饒/聖夜/さざなみ著者情報(「BOOK」データベースより)
原田マハ(ハラダマハ)
1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。
森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立、フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。
2005年「カフーを待ちわびて」で日本ラブストーリー大賞を受賞し、デビュー。
12年『楽園のカンヴァス』(新潮社)で山本周五郎賞、17年『リーチ先生』(集英社)で新田次郎文学賞、18年『異邦人』(PHP研究所)で京都本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
感想 「さざなみ」が特によかった!
この感想は、自分の読書メモを頼りに書いています。
このブログをはじめる前、2020年12月に読了したためです。
原田マハさんの小説を読んだのは、本書「<あの絵>のまえで」がはじめて。
絵画を題材にした6編の短編小説。
読みやすくてよかった。
「さざなみ」が特によかった。
原田マハさんは、アートを題材にした良質な作品(小説)を数多く執筆していて、
絵画ファンから強く支持されている作家さんらしい。
「<あの絵>のまえで」を読んで、原田マハさんの他の小説も読んでみたいと思いました。
2.「あなたは誰かの大切な人」50代男性へのおすすめ度
★★★☆☆ ← 50代男性が読むと新しい発見があるはず
あらすじ
内容紹介(「BOOK」データベースより)
家族と、恋人と、そして友だちと、きっと、つながっている。
大好きな人と、食卓で向かい合って、おいしい食事をともにするー。
単純で、かけがえのない、ささやかなこと。それこそが本当の幸福。
何かを失くしたとき、旅とアート、その先で見つけた小さな幸せ。六つの物語。目次(「BOOK」データベースより)
最後の伝言/月夜のアボカド/無用の人/緑陰のマナ/波打ち際のふたり/皿の上の孤独
感想 原田マハさんの短編は面白い
この感想は、自分の読書メモを頼りに書いています。
このブログをはじめる前、2021年1月に読了したためです。
原田マハさんの小説を読んだのは、本書「あなたは、誰かの大切な人」で2冊目。
6編の短編小説。
原田マハさんの短編は面白い。
2冊続けて短編を読んだので、次は長編の小説を読んでみたい。
本書を読んで、原田マハさんは、
アート(絵画)に関連したストーリー以外も充分に面白い、上手いことがわかりました。
今回は、50代男性が読むと新しい発見があるはずの
「<あの絵>のまえで」と「あなたは、誰かの大切な人」を紹介しました。